2021年07月21日

7月20日EKSデーの朝に思ったこと!

7月20日は、EKSデーです。

SO創設者 ユニス・ケネディ・シュライバー(EKSデー)を偲び、障がいの有無にかかわらず、共に生きようという思いを世界中で共有しています。

皆様からのコメントを募集中です。
スペシャオリンピックス日本・大阪村上理事長からのコメントでスタートです。

EKSデーの朝に思ったこと!

スペシャオリンピックス日本・大阪 理事長 村上 智則

今年はユニス・ケネディ・シュライバーさんの生誕100年にあたります。

ユニスさんのことを思いながら、自転車に乗って出勤しました。

一つ目は、からだを動かすことについてです。自転車をこいでいると厳しい暑さやからだのしんどさ以上に、気持ちがどんどん良くなることに気づきます。スポーツの楽しさである、競い合いや力を合わせることを感じることはできませんが、みんなとトレーニングができる日が早く来ることを願って、できる範囲でからだをうごかそうと改めて思いました。

二つ目は、ユニスさんが大切にしていた「信頼」についてです。新型コロナウイルスのために、人と人の距離が遠ざけられ心までが離れ離れになりそうな日々が続いています。さらに、感染の拡大だけでなく不安を大きくするような不確かな情報があふれています。先行きの見えない今だからこそ、信じあうことや信じあえる仲間の大切さを強く感じています。スペシャルオリンピックスがそういった仲間で成り立っていることをうれしく誇りに思っています。

最後は、東京オリンピックの開会式音楽担当者のニュースについてです。報道される内容を聞いて、怒りと大きな悲しみを感じました。また、当事者の方々のこれまでの悲しみが、さら大きくなっているではないかを思うと言葉にもなりません。一日も早く当事者のお気持ちを和らげるかたちで進んでいくことを願っています。

あわせて、自分自身が過去も含めて、人を傷つける気持ちや人を傷つける行為を許す気持ちをほんの少しも持ったことはないのかということを見つめなおしたうえで、今後の生き方を考えていきたいと思っています。そのよりどころとなるのが、スペシャルオリンピックスの活動であり仲間です。まだ、しばらくは会うことはできませんが、ユニスさんの願いに思いをはせる日に、より多くのみなさんの笑顔がここに届くことを心から願っています。

Weave Smiles ~笑顔をつむごう~のページに皆様のコメントを掲載中!

 

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